マンドリンとは?


 そうそう。霊長目オナガザル科の…って違います!それはマンドリ!!


 こっちでした。

 マンドリンは、弦楽器の一種です。イタリアが発祥です。
 弦の数は8本。2本ずつ4対に張ります。
 音は下からG−D−A−E(ソ−レ−ラ−ミ)。ヴァイオリンと同じです。
 音を出す時は2本いっぺんに弾きます。
 大抵すわって右足を左足の上に組み、抱えて演奏することが多いです。足台を使う人もいます。
 ピックを親指と人差し指で持ち、手首のスナップを利かせて弾きます。

 いろいろなピック。

 一つずつ音を出すピッツィカート奏法、、連続して長い音にするトレモロ奏法などの演奏法があります。
 マンドリンの仲間には、マンドリン以外にもいろいろあります。

 左からマンドリン、マンドラ・テノーレ、マンドロンチェロ。

 マンドラ・テノーレは、マンドリンに比べて1オクターブ低い音を出します。
 マンドロンチェロは、さらに5度低いC-G-D-A(ド-ソ-レ-ラ)です。
 他にも、マンドローネとかマンドラ・コントラルトとかありますが説明は省略します。

 マンドリンと聞いて、歌謡曲のイントロなんかで演奏されているのを連想する人が多いでしょう。

 ・北の宿から(都はるみ)
 ・もしも明日が(わらべ)
 ・オゾンのダンス(たま)
 ・リバー(くるり)

 単独で演奏することもありますが、大編成で演奏したり、小編成で演奏したりもします。
 大編成の時は、上記の楽器にギター・コントラバス・打楽器等が加わります。

大編成((C)北大チルコロマンドリニスティコ「アウロラ」

小編成((C)立川マンドリンクラブの四重奏)

大編成で演奏される曲で、管理人がよく部活で弾いていたのは
丘を越えて」です。この編曲でした。
山嶽詩」(シモン)、「海の組曲」(アマディ)、「パストラルファンタジー」(藤掛廣幸)など、
マンドリンのために作曲された壮大な曲もあります。